くたびれる

 毎日いろいろと書きたい事もあるのだが、あまりの忙しさにくたびれてなかなか日記も書けず。まず書くべき事は、夫とともに先週の土曜日に行った初ボストン。ボストン市内は駐車料金が高いので、地下鉄グリーライン沿いの駅に駐車して、地下鉄でボストン市内へ。目的地はニューイングランド水族館。ブルーラインに乗り換えて一駅で、水族館の駅に到着。出口を出て角を曲がると、どどーんと大きな水族館が。あまりの大きさにおののく我々。水族館の本館とimaxシアターともに大きな建物のため、最初はどっちに行って良いのか迷う。昼も過ぎた時間だったので、とにかく昼ご飯だとカフェをさがしてきょろきょろ。すると水族館本館の2階にカフェ発見。水族館に行ったのに、最初に入ったのはカフェ。運転して疲れたので、食後のアイスクリームもがっつり食べる。水族館の入り口ではペンギンたちのお出迎え。偶然ペンギンのご飯の時間に入館したようで、飼育員さんが魚をあげている。3種類のペンギンのうち、一番小さくて丸いリトル・ブルー・ペンギンを見る。最初はあまりの小ささに子供かと思った。が、立派な大人。webからの情報によると、ペンギンの中で一番原始的な種類らしい。あー、そんなことはどうでも良くなるかわいらしさ。魚をいやいやする姿もかわいい。マットの上で腹這いに寝そべる姿も転がしたくなるかわいらしさ。さらってしまいたい気持ちを抑えつつ、館内の水槽を見て歩く。私の好みは棘皮動物刺胞動物。とうぜん鮮明に記憶に残っているのはクラゲやヒトデやイソギンチャク。その中でも一番良かったのは、Gulf of Maineの緑色のイソギンチャク(名前は忘れた)。プランクトンの代わりにカニを食べる、という解説にぐっとくる。もうひとつ興味深い展示は、スクーリングの水槽である。熱帯魚なんかは実際に海に潜って見た方がずっと良いのでスルーしちゃうのだが、こういった温暖域から寒冷域の魚の生態なんかを見せてくれるとすごくおもしろい。あまりに大きな水族館なので、見て回るのに結構な時間がかかり、見終わったときにはぐったり。休日でちいさな子供連れのファミリーで溢れていたせいもあり、さらに疲れ倍増。水族館脇の桟橋に腰掛けてアイスクリームを食べて、一息つく。見応えのある水族館なので、時間の許す限りこれから度々訪れたいと思う。その後、夫のリクエストに応えてボストン市内をぷらぷら歩く。買い物にも観光にも興味の無い我々夫婦。とりあえずマーケットとダウンタウンを歩いて満足し、帰路につく。夜も10時過ぎの帰宅だったため、翌日の私は使い物にならず。仕事の方は夕方まではMaryとHannahとの実験で、そこから自分の実験のため、毎日帰宅が遅くなる日々。でも、働き始めて2ヶ月半が過ぎ、面白いデータが出て来たのでうれしい。が、あまりにあちこちの実験をやらなくてはならないので、今はちょっと頭が混乱中。というわけで、今週末はリセットのつもりで今までのデータ整理と来週の実験の仕込みだけに絞る予定。