11人とすれ違う

 平凡で幸せな一日。いつも通り、9時少し前に夫は出勤。私はその後朝食を食べ、食器を洗い、シャワーを浴び、お弁当を作って夫のラボへ。お弁当はおむすびと、トマトとマッシュルームのスクランブルエッグ。アパートからラボまでは歩いて15〜20分。その間すれ違ったのは11人だった。普段だったら5分も歩かずに11人とすれ違うだろう。年の瀬のキャンパスはしんとしている。が、夫のラボには中国人のニンも仕事をしていたし、隣のラボのドクターの学生も仕事をしていたようだ。夫は隣のラボのドクター君と友達になったようで、後で私に紹介すると言っていた。アルゼンチン人の彼は高校の頃1年間日本に滞在していたので、日本語も結構話せるらしい。映画「チアーズ!」に出てくるヒロインの恋人役、ジェシー・ブラッドフォード似の彼。「大和魂」と書かれたTシャツを着ていたり、エレベーターでよく一緒になったりと、私も彼のことは気になっていた。ナイス、夫。ぜひ紹介してくれ。しかし今日の私の優先順位はスーパーマーケットへ買い物に行くことの方が重要事項だったので、お楽しみは取って置き、いそいそとバスに乗って買い物へ行く。お弁当を食べながら緑茶をがぶがぶ飲んだのがたたってトイレに行きたくなるが、スーパーマーケットのトイレがなかなか見つけられず苦労する。買い物を終えて帰宅すると、大学時代の友人たちからグリーティングカードが届いていた。みんなのメッセージを読んで、友達をありがたく思う。昨日もハワイでポスドクをやっている仲の良い(と私は思っている)友達からクリスマスカードが届き、うきうきしながら読んだ。メールでいつでもやり取りできるけれど、やはりこうしてカードや葉書をもらうととても嬉しい気持ちになる。その後、買って来た野菜の下処理をしたりしているところへ夫帰宅。夕食は鳥手羽元のレッドカレーと、サニーレタスとアボガド、カリフラワーのサラダ。いつもタイカレーのときはおなかが痛くなるが、今日は大丈夫らしい。皿洗いを夫に任せ、CSI Miamiを楽しむ。これからお風呂に入って寝る。明日の朝の「週刊ブックレビュ−」はミステリ特集なので早起きして見る予定。