長い一日

 昨日はN.Y. cityにあるQueens Collegeにてカンファレンス(NewEngland Molecular and Evolution Biology)。日帰りトリップのため、朝4時半に家を出て5時に大学に集合。大学のバンを借りて10人でまだ暗い中ハイウェイを南下する。到着したのは8時半。このカンファレンスはゲスト・スピーカー以外はみんな学生とポスドクなので、今この界隈の学生たちがどんな事をやっているのかを知るにはよい機会である。アメリカの好きなところの一つであるが、例にもれず、今回も朝食にドーナツやベーグル、クロワッサンとコーヒーが、昼食にはいろいろな種類のサンドウィッチやラップと飲み物が用意されていた。コーヒー・ブレイクの時の軽いおやつも言うまでもなく準備されている。私の知る限りでは、博士論文の発表会などでさえ、サンドウィッチや飲み物、クッキーなどが用意され、毎週行われるセミナーでもピザや軽食が常に置いてある。さて、トークの方は私が最も関心があるpopulation geneticsとその統計手法についての検証に関するトークが多くて、非常に満足だった。私は今のラボに来てからpopulation geneticsを始めたので、今回のトークはとても勉強になった。朝がとても早かったので、帰りの車ではみんな疲れモード、かと思いきや、帰りの車内では我々の研究の今後の展開と、今我々が問題としているepigeneticsのディスカッションで大いに盛り上がる。そして帰宅したのは夜も10時を回った頃。非常に長い一日だった。昨晩は死んだように眠り、今日はできるだけ体を休める。昨日、夫が掃除を大方しておいてくれたので、今日はリビングを軽く掃除し、ファーマーズ・マーケットに買い物へ行くだけ。昼寝もして満足する。明日の朝も早い。8時半から親分と2人で、共同研究をしているコネチカット大学のラボまで行く予定。私はドライアイスやクーラーボックスなどを準備しなくてはならないので、7時半ちょっと前には大学に行かなくてはならない。一息つけるのはもうちょっと先のようである。