[日々のあれこれ] なんで私はここにいるんだ?
 2007年最後のパーティーのことである。Smithで知り合った日本人の学生さん、Eさんにパーティーに招待していただいたのだが、そのパーティーというのがUMASSのgrad studentであるご主人(アメリカ人)のクラスメイトがメインゲストのもの。ご主人とそのクラスメイト、もちろん我々夫婦は一人も面識なし。そんなメンバーのパーティーは滅多に無いので、ちょっとどきどき、けっこうわくわくしながらEさんのお宅へ向かった。ところが到着してみると、Eさんがいない。ご主人の話によれば、揚げ物をした油を片付けようとしている時にその油を手にかけてしまったらしい。それでそのまま急遽ERへ。そんなわけで、我々夫婦は全く面識がない人だらけのパーティーに参加することに。でも、そこはさすがにアメリカである。一見場違いな我々夫婦がいても全く違和感なし。普通にしゃべって普通に食べて普通に楽しむ。アメリカに来ていろいろなパーティーに参加したが、知らない人だらけの人ばかりのパーティーに行ってもわりと普通にしゃべって楽しめるのがアメリカである。こういうところが私は大変気に入っている。それでも会話を楽しんでいる一方、頭の中では「なんで私はここにいるんだ?」とちょっと不思議な気分になったりもする。結局パーティーが終わるまでEさんは戻ってこられず、ご主人と一緒に病院へ向かったところ、車内でEさんから治療終了とのグッドタイミングの電話。熱い油がかかってしまったなんて、さぞや痛いだろうと思う。早く良くなってほしいものである。