The Reader/ The Wrestler

 先週末はずっと見たかった映画を2本一気に観る。
 金曜の仕事帰りにThe Reader、日曜の夕方にThe Wrestlerを観て来た。
 The Readerは前半はメロドラマっぽいなーとジェリーサンドウィッチなんかをもさもさ食べながら観ていたのだけれど、
 後半はぐっとこらえても泣いてしまうくらい、じんとくる内容だった。
 この辺りではでは日本に比べて英語以外の映画の上映というのは本当に少ないため、ヨーロッパ映画というのは久しぶり。
 で、思い出した事が、ヨーロッパの人は全裸が平気だよなーということ。
 「おはよう」とか言いながらふつーに素っ裸の女の人が何事も無いように出てくるし、
 トイレのドアを思いっきり開けて用を足す妻が、その先のソファに座る夫とけんかをするシーンは、若い頃の私には衝撃だった。
 The Readerでもオープニングから普通に真っ裸の女性がさらっと出て来て、ちょっと懐かしささえ感じたのだった。
 The Wrestlerは映画自体は面白いかと言えば、それほどでもない。
 でも、ミッキー・ロークがいいんだな。若い頃は好きじゃなかったけど。
 先月のNPRでこの映画のプロデューサーのインタビューがあって、そのときにかなり痛い映画だろうという事は予想していた。
 それは、予想以上。痛いシーン満載。何度も目を覆いたくなる事があって、映画が終わった頃にはちょっとぐったりした。
 今後は見たい映画が目白押し。
 春にはゴダールフェリーニの映画もやってくる!