購入本メモ
先週、日本のAmazonで購入した本を父に郵送してもらった。こんなに買ったかなーと思うくらいたくさん購入していた。さぞ郵送費がかかったであろう事を思い、今後は日本の本の買い物はやめようかと思う。お父さん、ありがとうございました。そんな感じで自分の買った物も忘れてしまう始末なので、アメリカに来てから日本のAmazonで買った本のメモ。
- 杉浦 日向子 「うつくしく、やさしく、おろかなり?私の惚れた「江戸」」
- 斎藤 美奈子 「それってどうなの主義」
- 遠藤 斗志也 (編さん) 「タンパク質の一生集中マスター?細胞における成熟・輸送・品質管理」
- 中野 翠 「よろしく青空 」
- 志村 ふくみ「色を奏でる」
- 沢村 貞子 「わたしの台所」
- 赤松 啓介 「夜這いの民俗学・夜這いの性愛論」
- ku:nel (クウネル) 2007年 05月号
- キム・ステルレルニー 「ドーキンス VS グールド」
- 三浦 俊彦 「ラッセルのパラドクス?世界を読み換える哲学」
- 橋元 淳一郎 「時間はどこで生まれるのか」
- リチャード・ドーキンス 「悪魔に仕える牧師」
- 梅原 猛 「最澄と空海?日本人の心のふるさと 」
- 岡崎 京子 「秋の日は釣瓶落とし」
- 平野 由希子 「ル・クルーゼで料理(1) 15分でつくる編」
- 平野 由希子 「「ル・クルーゼ」で、おいしい和食?お鍋で毎日のごはんをつくろう」
- 平野 由希子 「ル・クルーゼで料理(2) ゆっくりつくる編」
- 京極 夏彦 「絡新婦の理」
- 京極 夏彦 「塗仏の宴 宴の始末」
- 京極 夏彦 「塗仏の宴 宴の支度」
- 恩田 陸 「中庭の出来事」
- マイケル ギルモア 「心臓を貫かれて(上・下)」
日本にいれば毎月のようにAmazonショッピングをしていたけど、アメリカに来てからこんなに買っていたなんて知らなかった。
ドーキンスなんてこっちで洋書を買って読めば良いのだろうけれど、夫と違って根性なしの私は日本語版で買った。このうち読み切ったのは、「中庭の出来事」、京極夏彦本、「心臓を貫かれて」、「秋の日は釣瓶落とし」のみ。梅原猛より上の本はつい最近の物なので、これから読む事にする。「心臓を貫かれて」は村上春樹訳で大変読みやすいが、なにしろ内容があまりにつらくて、上巻からなかなか下巻に移る事ができなかった。この本の紹介に「トラウマのクロニクル」とあるが、まさにそんな内容。気力・体力ともにある時にしか読めない。「秋の日は釣瓶落とし」は素晴らしいっす。岡崎京子の本、もっと持ってくれば良かったと後悔。私の青春のバイブルである「リバーズ・エッジ」を持って来たのに、なんとUMASSの図書館で見つけてしまった。「私は貴方のおもちゃなの」と「へルター・スケルター」が激しく読みたい今日この頃。上記の京極夏彦の本は昔古本屋に売ってしまったのだが、京極堂シリーズを最初から読み直していくうちにまた読みたくなり、ばかなことに再び買ってしまった。売らなきゃ良かった。京極堂シリーズや杉浦日向子の作品を読んでいると、日本人の価値観って面白いなーと思う。価値観とは関係ないが、杉浦日向子「百日紅」の中の話で、若い売れっ子男娼が見た夢の話がある。山の向こうに巨大な観音様が現れ、村人たちはありがたさに大喜びする。が、観音様は無情にもその村人たちをあっさりと踏みつぶして通り過ぎてゆく、という夢。いい話だ。