本をめぐる徒然

社交的な週末と図書館戦争

木曜日、金曜日と続けて友達と外でランチ。 昨日の夜は遅くまで女子会。 明日は女友達4人でフレンチランチで、夜はPI宅でパーティー。 ひきこもりの私にはかなり忙しい週末。 久々にはまった本のシリーズ。「図書館戦争」。 ベタなんだけどすっごく面白くて…

人生に必要なもの

沖縄の小さな村に移り住んで1年、ものすごくつらかったことがある。 それは図書館がないこと。 ところが4月に職場の友人である秘書さんが、職場から在職証明を出してもらえる事を教えてもらった。 職場はこの村と隣の市と2カ所に建物があるため、この2つ…

桜庭一樹

桜庭一樹の小説は正直言ってちょっと苦手だけど、読書日記はものすごく面白い。 ごはんを食べるように毎日本を読みまくって、その内容をあんなにずっと覚えているのがすごい。 そして読んだ本に対する感想もまたおかしい。 こんな人が友達だったら楽しいだろ…

A Year of Mornings: 3191 Miles Apart

私のアメリカン・ライフに対するイメージを一変させた本。 無人島に持って行く本を1冊と言われたら、迷わずこれを選ぶだろう。 MaineとOregon、それぞれの州のPortlandに住む2人の女性写真家の写真集。 タイトル通り、1年を通した朝の生活風景を撮っている…

島崎藤村

先日、テレビで日本語チャンネルを見ていたら、すごい歌に出会ってしまった。 NHKの「シャキーン!」という番組の中で放送されている「知るや君」だ。 あんまりきれいな詩なので、目が釘付けになった。 作詞は島崎藤村だった。今まで特に気にしていなかった…

うらやましい

日本で昨日「1Q84」を購入された方々。本当にうらやましい。 今週末は楽しむんですね。 私も日本のアマゾンに注文したので、来月には読めるだろう。 追記;ところでこの本、英語版はいつ頃発売されるようになるのかな?そっちも読んでみたい。

私のヒーロー

先日のニュースで栗本薫さんが亡くなられた事を知る。 ちょっとショックだな。 栗本薫といえば「グイン・サーガ」なのだろうけれど、 私にとっては伊集院大介シリーズだった。 たしか中学生くらいの頃に「紘の聖域」を読んだのが始まりだったと思う。 ミステ…

小春日和

これも日本から持ってくるんだったな。 金井美恵子は「文章教室」と「噂の娘」、「快適生活研究」を持って来た。 でも、たまに「小春日和」がぐおーっと読みたくなる。 あのすばらしい悪態も、たまに読みたくなる。

1Q84

今年の初夏、村上春樹の新作が出るらしい! 楽しみ!!

The Book of Illusions

ポール・オースターの小説。先週、アマゾンから買った本。これが始まりから面白くて止まらない。 平行してNever Let Me Goも読んでいるのだけれど、イギリス人の書いたもののせいか、なかなかテンポ良く読めない。 The Book of Illusionsは英語も読みやすい…

The Wind-up Bird Chronicle

長い時間がかかってようやく読み終わった。すごかった。英語で読んで良かった。たぶん読むスピードが英語だと格段に遅くなるためかもしれないけれど、日本語で読んでいた時には感じなかったことを体験できた。それと、ずっと前からどうして人間は昔から小説…

読了、かじり読み

最近読み終えた沢村貞子著「わたしの台所」は久しぶりのヒット。女優業という忙しい上に時間も不規則な仕事の中、よくぞこんなに家事や料理をこなせたものだと関心してしまう。この本の共感する部分は、なんといっても「こざっぱりした暮らし」をすることで…

購入本メモ

先週、日本のAmazonで購入した本を父に郵送してもらった。こんなに買ったかなーと思うくらいたくさん購入していた。さぞ郵送費がかかったであろう事を思い、今後は日本の本の買い物はやめようかと思う。お父さん、ありがとうございました。そんな感じで自分…

コミットメント問題

先日、「村上春樹、河合隼雄に会いに行く」を再読して激しく共感する部分が多かった。特にうなずきながら読んだ部分はコミットメントとインディペンデントに関する部分である。実は私はアメリカに来てからというもの、精神的に非常に楽な思いをする事が多い…

NewScientist

日本にいた頃から好んで見ていたサイトの一つに「New Scientist」(http://www.newscientist.com/home.ns)がある。ここではNatureやScienceのように難しい論文が掲載されているのとは違い、最新の科学ニュースがわかりやすく紹介されているので気楽に楽しく…

六の宮の姫君

北村薫:六の宮の姫君 北村薫の「私と円紫師匠」シリーズの4作目(だったと思う)。出版社のアルバイトを始めた「私」が文壇の長老から、芥川龍之介の王朝物の短編「六の宮の姫君」についての「あれは玉突きだね。…いや、というよりはキャッチボールだ」と…

名探偵、ベートーヴェン

森雅裕:モーツァルトは子守唄を歌わない 何年だったか忘れたが、乱歩賞の作品。ベートーヴェンが主人公で、弟子のチェルニーとともにモーツァルトの死の謎に迫る推理小説。そこで鍵になるのが「魔笛」。今手元にその本が無いため細かい内容は忘れてしまった…

村上春樹

村上春樹 昔読んだきりずっとご無沙汰だったが、こちらに来て村上春樹を再読。読んだのは「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンス」「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」。彼の小説の作品は「アフターダーク」まですべて読んでいるが、やはり…